2012年6月29日金曜日

Love x Evolution Hard★Core -セツ-

かなり久しぶりですが、ゲームプレイ感想の記事を投稿します。
今回は、待ちに待ったLove x Evolution Hard★Core セツ編です。




※以下、エロゲの内容を扱います


相も変わらず延期に次ぐ延期で、恐らく最初は「2010年6月発売」とか言ってたような記憶が。
それでもやっと具体的に発売日(2012年6月22日)が決まったと思ったら案の定延期。
eveeの中の人のブログでは、延期についての謝罪は一切無しという厚顔っぷり。

正直なところ、前回のアレで結構ダメージを受けていたので、
このセツ編も買おうかどうか散々迷っていたのです。
で、最新PV暗黒舞踏会ならぬ暗黒武闘会ですし……エロゲですよね?
もし今回駄目だったら、ここで思いっきり叩いてやろうと思い、購入してみました。


本作はDL販売のみで、2780円です。
ついに本編より追加データの方が高くなりましたね。阿漕な商売ですなぁ。
ファイルサイズは約1.26GB……前作とそう変わらない大きさです。
インストールは不要で、実行ファイルを起動させればそのままゲームが始まります。


まず最初の不満は、何故前のセツを捨てたのか、ということ。
中の人のブログをご覧頂けば分かりますが、作りかけのセツ編を全破棄して、
3Dソフトで新規に作成したことが窺い知れます。ふざけるな。

前作から続く、デキの悪いマネキンみたいな造形は一体なんなんでしょうかね……。
顔に対して目が大きすぎて、かつ瞳の割合が大きく白目の部分がほとんど無いのが、
気持ち悪いと感じる原因ではないのでしょうか……と推測しています。
あと、全身にオイルでも塗っているのかと思うくらいテカっています。


システム面では、従来と同じで、4つのシチュエーションから選ぶというものです。
ここらへんは過去作をプレイしている方はすぐに分かるかと。
ただ、OP画面で「ムービー」という項目が新規に作られています。
6種類あり、その内5つがただのイラストだったり、セツが寝そべっていたり(動きゼロ)、座っているだけ(動きゼロ)だったりと、意味不明な内容です。(しかも残りの1つが例のPV)

一度「ムービー」の定義を議論する必要があるようだな……。

ほたる編であった、淫乱~純粋メーターが廃止され、他の作品と同じく気持ちメーターに変わっています。
このため、 前作には存在した淫乱モードが無くなったようです。いい加減にしろ。
どうやらこの気持ちメーターは、タイトルに戻るボタンを押したときのセツとの会話の内容に関係しているようです。すげーどうでもいい。

4つのシチュエーションの中にもA、B、Cの3つのシチュエーションがあり、
それぞれボタンで切り替えるんですが、さらにその中にも画面をクリックすることによって、
細かい動作の切り替えが出来ていたんですよ、今までの作品は。
(例:ほたる編なら、「パイズリ」のBシチュは、乳房を突き上げる動作と、乳輪ズリの2種類がクリックで切り替えられました)
今作はそれが廃止されています。
新たにアングルが切り替えられる4つのボタンが作られたようですが、
まさかこれがその替わりとは言わないですよね?許されざるよ?


あとは、そうですね……LE本編のセツっぽさが全く無いです。
最初からいわゆる「デレ」モードで正直つまらないですね。


これ以上悪口ばっかり書いても仕方が無いので、終わりますが、
2年以上延期してあの前作より質、ボリューム、全てにおいて劣化というやらかし具合に、
「おい、まさかだろ」とショックで独り言をこぼしてしまうほどです。

発売直前のPVを見て湧き上がった疑念が、本作をプレイしてみて確信に変わりました。
eveeはeveeが作りたいものしか作っていない、と。少なくともユーザの方には向いていません。
一応商業作品をリリースしている所なんですが……同人のままの方が良かったんじゃないですかね。

何というか、eveeを見ていると、これを思い出します。
実情は、ブランコを期待していたら滑り台作ってきてドヤ顔、ってところでしょうが。


何にせよ、このメーカーへのコメントは「もういい」の一言ですね。